我が子が夢を持つために、親ができること。

とうじん
潤弥さん、また子育てについての質問です。

我が子も小学生になり、ますます親として考えさせられることが増えました。

その中で思うことがあるのですが、

早いうちから自分の夢を見つけてそこに目指していく子どもと、

やりたいことがなかなか見つからない子ども、

そのって何だと思いますか?

山崎潤弥
それはさ、

オーケストラと一緒で何かひとつだけが要因じゃないよね。

とうじん
そうですよね…。
山崎潤弥
DNAや、その子がもつ魂や、家庭環境や、学習環境、自己肯定感の高さ、色んなものが混ざりあってると思うけど、僕が1番大きいと思っているのは環境かな。

とうじん
環境か〜。
けいこ

DNAは変えられないけど、環境は努力で変えられる部分でもありますもんね。

山崎潤弥
DNAは10%くらいしか影響しないという論文もあるよね。

やっぱりさ、本が好きな親を見て、子どもが本を好きになったりすることも多いし、環境作りは大事にしているよ。

環境が人生に大きく影響する

僕は中学生の頃から、豆を挽いてコーヒーを飲んでいたんだけど、

父親が毎朝豆から挽く人だったんだよね。父親から影響を受けた。

かといって、僕の弟は豆から挽いてコーヒーを飲むわけではないから、

同じ家庭で育っても、兄弟でも興味や関心はそれぞれで異なるわけだし、

要因はひとつではないよね。

要因をひとつに絞るというのは逆に怖いことだと思っているよ

占いにハマる人とかって、要因をひとつに絞りがちだけど、

傾向のひとつなだけだよね。

 

それでもやっぱり、人は見たもの聴いたものに大きく影響を受けているから、

僕は環境を大事に考えているよ。

僕が三重弁を喋るのは三重県に生まれ育ったからで、

三重県で育ってるのに、何も教えてないのに急に英語を喋り出すことはないよね。

 

とうじん
なるほど(笑)わかりやすいです。
山崎潤弥
頑張っている集団の環境にいると、頑張らないことは難しいよね。
とうじん
確かに!
山崎潤弥
ただしその時にもうひとつ気をつけていることがあるよ。

とうじん
それは?

 

 

逃げ道をつくること

山崎潤弥

頑張っている人たちの集団に行ったら頑張るのが当たり前になる。

でも、もしも頑張るのが無理になった場合の逃げ道だけは忘れないようにしているんだ。

とうじん

逃げ道か!あんまり考えていませんでした。

山崎潤弥

頑張ってる集団で、頑張れなくなった時

逃げ道がないと苦しむからね。

とうじん

確かにすごく大事ですね。

山崎潤弥

例えば、いじめを0にするっていうスローガンは素晴らしいけど、

過去を見ても0にするのは難しいよね。

だったら、いじめが起こる前提で対策を考えた方が良いよね。

交通事故も0にはできないから、エアバックやシートベルトをつけるみたいにね。

何事も大丈夫じゃない前提で考えることは、いつも気をつけているかな?

けいこ

ビジネスの時もそうだって言ってましたもんね。

 

山崎潤弥

そうそう、いつも最悪の場合の対策だけは、

先に考えるようにしているかな。

細かいことは考え出したらキリがないから考えないけどね。

とうじん

何とかなるさ精神とかではないんですね(反省)

山崎潤弥

そうだね。リスクは考えて動く方かな。

 

とうじん

まとめると、

”我が子に夢を持つために、親ができること”は、

環境設定

逃げ道をつくる

ってことですね。

 

山崎潤弥

うんうん、そうだね。

僕はそのふたつを特に意識しているかな。

 

とうじん

とっても参考になりました!

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